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2007.12.17 Monday
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2007.01.02 Tuesday
映画「鉄コン筋クリート」インタビュー 


松本大洋原作のあの傑作マンガ「鉄コン筋クリート」がついに映画化!!
宝町を舞台にシロとクロが大暴れするこの映画。監督は、下北在住で「アニマトリックス」をプロデュースしたマイケル・アリアス氏。「アビス」「ブルックリン」「未来は今」でCG制作もしたマイク監督に世界中の街についてインタビューしてきました。なんとマイク監督はオール日本語通訳なし!びっくり

(インタビュー&テキスト:テリー植田)

・映画が宝町という町が舞台で、高円寺という街の雑誌なのでアイリスさんが今まで住んだ街の話を伺いたいです。生まれはどこですか?

生まれはロスでニューヨークに行ったのはちょうど16歳で、家族で引っ越してニューヨークの近くの大学に行ってたね。ニューヨークは大学と自分の仕事で6,7年くらいかな。

・最初のニューヨークでの仕事はどんなものだったのですか?

映画「バック・ツゥー・ザ・ヒューチャー」のアトラクションの映像だったね。自分の会社を2年間やってたんだけどね。

・そのころ、厳しい生活だったんでしょう?

会社維持するのにいろいろやって、いろんないい人との出会いもあったけど、実は人生で東京に住んでるのが一番長いんですよ。

・下北に住んでいらっしゃるんですよね?街というのは、ずっと住む街という考えではない?

ないね。どんどん変わっていっちゃうしね。自分も成長していくといいけど、街も変わるし人それぞれ大人になるし、ベクトルが、映画のクロとシロみたいにいっしょにいることはないから、自立するようになるでしょ。都会に住んでるいいところでもあるしね。みんながそれぞれの方向に行って複雑な交差の仕方をして、特に東京だと出会いがいっぱいあるしね。田舎の何もないところに住めないのかもしれない。映画の仕事は一人じゃなにもできないし。出会いと刺激があったほうが仕事面ではいい。

・そういう意味では東京は住みやすいと。

そうね、東京は大好き。

・ニューヨークのあとは?

その後、日本に来て、自分の会社を作りにニューヨークに一度戻って、日本に出てきた。
イマジカに1年いて、その後、セガに1年いて。


・実は、ぼくもセガで働いていたんですよ!ドリームキャストの立ち上げのころに(懐)

ええー!ほんとー。何研?

・ぼくは、お客様相談室でマーケティング。

ぼくは、ドリームキャストの前でね。楽しかったのは楽しかったけど大鳥居まで通勤は大変だったね。

・下北はどこに行くのもちょうどいい距離ですかね?

天気がいいと吉祥寺に自転車で行けるし、下北もジオラマっていうか街そのものが映画の資料になってくれたところがあるんですよ。新しくもない、古くもない場所だからカオス的な部分もあるし、若い人も年よりもいるし。吉祥寺も活発な空気が、みんながんばってるかんじがある。高円寺はそんなに行ったことないからなんとも言えないんだけど。生活感あっていいね。宝町は面白そうな町にしたかった。外から見て奥になにかあるんじゃないかって探検したくなるような絵にしたいと思っていて。入ってみて、匂いとか触ったかんじが伝わるような。つるんとテカテカしているんじゃなくて、サビだったり、色もメリハリのあるものにしたいなと思っていて。あんまり大都会みたいなのじゃなくて。町との対比がひとつの画面でわかるようにしたくて。オリバーストーン監督の「ワールドトレードセンター」を観て、あれは超高層ビル対人間みたいな画面があるけど、鉄コン筋クリートはもっと手が届くようなね。子供たちが屋上から屋上に飛んでたらリアルじゃないかもしれないけど、どこかの記憶の中で行ったことあるかもしれない、もしくは行ってみたいとか。日本じゃないけど分かるなってかんじ。

・僕は宝町見て、大阪の新世界だって思いましたよ。

新世界に行ってきたよ。通天閣とかあのあたり。人間の濃いかんじね。作り始める前にロケハンで行ったんですよ。あと三角公園とか。

・漫画を読んだのはいつだったのですか?

ニューヨークで辛いときに、友達に薦められてね。自分が今宝町にいるんじゃないかって思う体験だった。地上げされたり、変な人がまわりにいたりとか。クロとシロの痛みが分かったつもり。

・そのころから映画にしたいって思うようになったのですか?

ううん、この映画観てみたいって。音楽聴いてても、こういう映像にあわせたら面白いとか。面白いキャラクターとか、自分だったらどう作るかシュミレーションしたり。

・「鉄コン筋クリート」を監督するチャンスはどこにあったんですか?

勝手に作りはじめたし、いろいろな形で「鉄コン筋クリート」の企画をやろうとしていて、うまくまとまらなくて、プロデューサーの周りのスタッフに、マイク、そこまで作らざるをえないんだったら自分で監督しろよって言われて。監督になる人は一番その映画に情熱をもってる人だなって思うし。それまでは監督したいとは思ってなかったけどね。人に気づかせてもらって、これやらないと次に行けない気持ちがあった。

・原作の松本大洋さんとはどんな話をされましたか?

大洋さんの中での「鉄コン筋クリート」とか、大洋さんの作品だから本人のことをいろいろ知ることで作り手にとってガイダンスみたいなもの、その人の作品の匂い、どっかでリンクしていると思うので。はじめて会ったときからすごく良くしてくれた人だかから今は友達感覚。大洋さんは何者だっていうところがあったから。

・作品の根っこにあるものをお互い知りあったんですね。普段は、街では何をして遊んでますか?

週末子供たちと公園で遊んでいるとか、チャリで走りまわってたり。最初は夜遊びしてたけど。下北は楽だね。ちょっと歩いただけですぐ友達も会えるし。

・ちょうど映画みたいに、下北も道路の反対運動してますね。

反対しててもしょうがないところもあるし、地元に長くいる人はみんな反対はしていないと思う。将来いいこともあるし、便利になったり、車が通りやすかったり、そっちが価値があると思う人はそうね。いいかどうかはよく僕も分からない。逆に進化してどう変わったという答えが出ない限り見えない。ただ表面的なところで、26メートルの道路ができるのはちょっと不安。いい方向に進めばいいけどね。

・高円寺にもそういう話が水面下であるみたいで。駅も再開発してますね。

下北に若い人がたくさん集まっているから、こんないい街にこんなセンスのない道路ができてどうするんだって反対してる。年寄りの人からすると生活が楽になるかもしれないし。いい悪いは簡単に読めないね。日本は開発やらなくてもいい街がどんどんどんどん開発されていくんだよね。

・新宿も再開発で大きなツインタワーがコマ劇場あたりにできるみたいですよ。

歌舞伎町っていう街はあそこにしかないんだよね。好き。無法地帯的な要素もあるけど、危ないとは思ったことない。いきいきした街のかんじあるよね。

・最後に、高円寺の若きクリエーターにメッセージをください!

ものを作る人たちっていうのは、もしかしたら社会からすると遊んでいるように思われるかもしれないけど、ものを作るのって人に夢を与えるし、目の前にないものを体験できるし、出会ったことのないことやビジュアルとか、現代社会にすごく重要だと思う。作ったものを、自己満足で終わらせないないように、外に出て人に会って人に評価してもらってね。失敗して、次の成功に向けてスタートすることが大事だと思う。

(影響受けた作品)
漫画:「童夢」「いじめてくん」映画:「アキラ」「THIN RED LINE」「CITY OF GOD」「心の地図」「豚と軍艦」音楽:鉄コンの音楽を手がけたPLAIDのすべて
(好きな日本食)
お寿司 味噌汁(じゃがいも、たまねぎ)、最中
(好きな日本語)
東北の方言 ことわざ:蛇の道は蛇
(下北生活で一番楽しいことは?)
駅前の市場を探索すること
(東京生活で一番困ったことは?)
毎年、税金の申告に困ります。


映画『鉄コン筋クリート』
12月23日(祝)より渋谷東急ほか全国松竹・東急系にて全国ロードショー!
(C)2006 松本大洋/小学館、アニプレックス、アスミック・エース、Beyond C

| テリー植田 | 映画 | 10:25 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007.12.17 Monday
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