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2004.09.02 Thursday
BIG ISSUEはもう読みましたか?

これがビッグイシュー日本版。毎回有名タレントが表紙。読書

少し前に大阪で珍しい雑誌を路上で購入した。
販売してるのは、どうみても労働者風。
目もあわせず、お辞儀をするばかりの慣れない労働者で気になった。
フリーペーパーでなく、労働者に販売という雇用を与えるという
画期的な雑誌なのであります。ブロスで鴻上尚ニ氏も応援記事書かれてました。拍手

もっと紹介しよう。見る
『ビッグイシュー』は英国で大成功し世界(24の国、50の都市・地域)に広がっている、ホームレスの人しか売り手になれない雑誌。ビッグイシューの使命はホームレスの人たちの救済(チャリティ)ではなく彼らの仕事をつくることにあり。 例えば大阪の野宿生活者の約8割は働いており、過半数の人は仕事をして自立したいと思っています。『ビッグイシュー日本版』は彼らが働くことで収入を得る機会を提供します。具体的に、最初は一冊200円の雑誌を10冊無料で受け取り、この売り上げ2,000円を元手に、以後は定価の45%(90円)で仕入れた雑誌を販売、55%(110円)を販売者の収入とする。お金

新宿駅西口でも最近販売がはじまったようで、非常に企業努力を感じる。
しかし、内容はまだまだなようだ。
提携している海外の『ビッグイシュー』の有名タレント・インタビュー記事も掲載されたりもするが、もっと日本的なアプローチがあってしかり。
もっと地域に根ざした問題と情報提供をやったほうが読み手にぐっとくる。
もっとリアルであってほしい。マスコミのプロモーションの一端の媒体に
なりさがっては絶対いけない、そんな気がする。!


以下は、読み応えある『ビッグイシュー』の成り立ちのストーリーである。
『ビッグイシュー』HPからの抜粋。読書

「ビッグイシュー」は
ビッグイシューの始まりは、国際的な化粧品会社ボディショップの創設者であるゴードン・ロディック氏が、ニューヨークでホームレスの売るストリート新聞を見かけたことだった。彼は、古い友人で後に『ビッグイシュー』の創始者となるジョン・バード氏に市場調査を依頼し、バード氏はビジネスとしてならロンドンで十分成立するという結論を出した。

 ホームレスの人の表現活動に重きをおく雑誌ではなく、誰もが買い続けたくなる魅力的な雑誌をつくり、ホームレスの人たちにはその雑誌の販売に従事してもらうというポリシーで、1991年にバード氏はロンドンで『ビッグイシュー』を創刊した。その結果、大成功を収めた。

 続いて1992年に『ビッグイシュー・ノース』、1993年に『ビッグイシュー・スコットランド』が発刊された。さらに、ホームレス問題が国際的な問題であるとの認識から、1993年にはビッグイシュー・ロンドンが中心となりインターナショナル・ネットワーク・オブ・ストリートペーパーズ(INSP)を創設した。現在INSPの事務局はスコットランドにあり、世界各地から50以上のホームレス問題に取り組むストリートペーパーが加入。その発行部数をまとめると、年間2,500万部発行されている計算になるという。
(www.street-papers.com)*英語

ジョン・バードと『ビッグイシュー』の誕生 
ゴードン・ロディックとのパートナーシップ

 1967年の冬、ジョン・バードとゴードン・ロディックはエジンバラの酒場で出会った。詩人だった二人は詩の話で盛り上がり、たちまち仲良くなった。1990年の6月、ボディショップの会長となっていたロディックは、ニューヨークで『ストリート・ニュース』という新聞をホームレスの人から買った。それに感銘を受けたロディックは、自社のファウンデーションにロンドンでの可能性についての調査をさせた。その結果はノー、だった。

 1991年の3月、ストリートペーパーの可能性を信じるロディックはバードにやらないかと持ちかけた。チャリティ嫌いのバードは言った。「なんで俺がそんなチャリティをやらなくちゃならないんだ」「誰が、チャリティって言った?」。そこで、バードはビジネスとして可能かどうか、を調査をした。ロディックは「彼を100パーセント信頼していた。もし、ストリートペーパーを実現できる人間がいるとしたら、それはジョンしかいない、と思っていた」と語る。バードは見事にその期待に応えた。

ジョン・バードとホームレス
「物乞いをするくらいなら、何でもする」

 ジョン・バードは1946年、ロンドン西部のノッティンヒルで生まれた。アイルランド出身でカトリックの母とプロテスタントの父のもとでカトリック教徒として育てられる。

 いまではおしゃれな、ハリウッド映画の舞台ともなった、ノッティンヒルだが、当時は貧しい労働者のまちだった。彼の家族も貧しく、兄弟4人が孤児院に預けられたこともあるという。彼は路上生活をしたり、少年院に入っていたこともあったらしい。さまざまな職業を転々とした後、印刷技術を身につけ、自分で印刷や出版を始める。


 1991年にゴードン・ロデックから調査を依頼された時、彼はとりあえずホームレスの人々と話すことからはじめた。その頃、路上生活者や物乞いをする人々の数が増え、大きな社会問題となっていた。ある日20歳くらいのホームレスの青年にストリートペーパーの話をし、意見を聞くと「売ることかい?物乞いに比べりゃ、何だっていいよ」と言った。その一言が彼にスローガンを与えた。「物乞いをするくらいなら、何でもする」。ホームレスの人々は怠け者で自ら進んで物乞いをしている、と言う人々に突きつけてやれるスローガンだった。

ジョン・バードの考え――仕事は平等への一番のツール

 カトリック教徒として生まれ、若い頃は社会主義革命運動に参加したバードだが、ビッグイシューによって社会的企業(ソーシャルエンタープライズ)の先駆的モデルをつくり、その功績は英国政府や王室によっても高く評価されるようになっている。

 ビジネスの手法を使うが、その利益は社会文化を変えるために使う、と彼は言う。人々が「政府からの援助を受けるのはまるで最悪のホテルにチェックインするようなもの」で、政府の限界は「皆に同じように与える」ということだという。それによっていくらかの人々を助けることができるが、ほとんどの人々は同じ所にとどまるか、より悪い状態におちてしまう。そして自分に責任の持てない人間をつくり出す、と彼は言う。長い間社会的に排除され、無視されてきたホームレスの人々は社会参加の意欲も意識も低下しており、家だけを与えても問題の解決にはならないとも言う。

 ビッグイシューの基本アイディアは、セルフヘルプだとバードは言う。人は自分で成し遂げたという達成感によって自信を得、前向きに生きる力を得る、仕事は人々に平等を与える一番のツールだと言う。彼は自身をも振り返りながら、問題の一部となったものが問題の解決策を担う、とうのがビッグイシューの考え方であると語っている。

※社会的企業(ソーシャル・エンタープライズ):ビジネスの戦略を用いて社会的な病弊と戦う、新しい種類のダイナミックな起業家による組織。

ビッグイシューのHPはこちら。
http://www.bigissuejapan.com/index.html
| テリー植田 | ビジネス | 12:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
2007.12.17 Monday
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